損害保険手続き等に関するアドバイス

被災者向け

過去の災害で,行政が調査に入る前に片付け過ぎて支援が受けられなかった失敗があります.慌てて捨てたり直したりせず,先ずは写真を撮るように被災した方に呼び掛けて下さい.建物や家財は火災保険(家財は家財にも保険を掛けていた場合),車は車両保険でカバーできます.(ここが地震・津波災害と違うので要注意).ボランティアセンターもこの点を考慮して活動するとよいと思われます

保険の調査は,保険会社の調査員が独自に行いますが,証拠が残っていないと補償が受けられない可能性があります.公的支援は未だはっきりしませんが,様々な特別な措置がされた場合が過去ありますので,その時やはり証拠が必要です.

写真の撮り方はこちら.特に家屋の場合,3方向から撮ることが大事です.地震向けに作成した文章ですが,参考まで.
http://tf.qee.jp/picture.html

 

(追記:2012/5/8 13:50)

保険等の続き.「り災証明」「保険」「応急修理制度(災害救助法適用の場合)」「義援金」等.奄美水害の時のツイートのまとめです.浸水を除けば,ほぼ同じことが当てはまる筈.参考まで.
http://togetter.com/li/62973

 

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(別の方からの情報 追記2012/5/8 13:50)

写真の取り方については、
・建物の全体像 
・損害を受けた箇所
について、撮れていれば、大丈夫です。

手続きについては、それぞれの、
ご加入の各保険会社、代理店にご連絡ください。

各保険会社の相談窓口は、損害保険協会の
下記のリンクによるご相談窓口、
または事故受付のフリーダイヤル
番号まで。

各保険会社のお客さま相談窓口
http://www.sonpo.or.jp/useful/soudan/each/index.html

自然災害を補償する損害保険について
http://www.sonpo.or.jp/news/information/2012/1205_01.html

 

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(別の方からの情報 追記2012/5/8 14:00)

 

保険関係、日本FP協会を案内させていただこうかと思い、損害保険に関してはUPされていましたので省かせていただきました。
生命保険協会
http://www.seiho.or.jp/
「災害救助法適用地域の特別取扱いについて(栃木県・茨城県)」

日本FP協会
http://www.jafp.or.jp/
くらしとお金の知識 生活防衛のための災害対策ガイドブック
 
また、FP協会茨城支部 勝田謙一さんが、り災証明書について投稿されていましたので案内させていただきます。
昨年の大震災でも活用された天災被害に対する様々な公的支援体制が整いはじめました。 まずは、り災証明書発行申請手続きが必要です。受理後、被害状況調査が入ります。申請の際には、身分証明書と可能であれば被害状況がわかる写真をご用意下さい。
 「り災証明」とは,災害により被害を受けたことを証明するもので,税の減免,各種 手数料・使用料の減免,各種貸付金,融資(住宅金融支援機構,商工融資等)の支援,保険等の支払いを受けるために,ご自分の被害を公的に証明するものです。
[被害認定基準]
<全壊 > 主要構造部分被害割合50%以上 
<大規模半壊> 被害割合40%以上50%未満
<半壊> 被害割合20%以上40%未満
(申請先)
つくば市役所 資産税課   029-883-1111(8時30分~17時15分)

資産税課で受けるそうですが、いつからなのかまだ決定していないようです。

つくば市公式のアナウンスを待ってお問い合わせください(追記:2012/5/8 15:00)

 

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(別の方から追記 2012/5/8 14:13追加)

災保険の適用について、保険会社の調査員が査定に来ると思います。その前にきれいにしてしまうと、被害の認定に支障をきたす場合があります。特に家財は廃棄してしまうと証明が難しいので、かならず事前に写真を撮ってください。